「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」
【おすすめ度】★★★★☆
【ジャンル】キャリア
今の時代の若者が何にモチベーションを感じるのか。
これからの世界で生き残るには、何に興味をもったらいいのかということのヒントがあります。
本の概要
いわゆる「ゆとり世代」は、モチベーションが低いとみなされているがそれは彼らがモノに満ち足りた世界に生まれ、「乾けない世代」だからだ。乾けない世代には、従来の出世やお金持ちになりたいというモチベーション以外にも重要なモチベーションがたくさんあり、そこを理解する必要がある。また、AIの出てくるこれからの世界で生き残るためには、自分の偏愛を活かして行く必要がある。
本から得たTips
- 幸せには5種類ある(快楽、没頭、良好な人間関係、意味合い、達成)by マーティン・セリグマン
- 偏愛こそが人間の価値になる
- ワークライフバランスではなく、ライフワークバランスの時代へ
- VUCAの時代(Variability, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)
- ストレングス・ファインダーで自分の強みを把握する・好きを生きがいにかえていく
感想
戦後の日本を支えた乾いている世代と今の満たされた世界に生まれた乾けない世代。モチベーションの起源が異なっていることが分析されており、新しいモチベーションの由来や活かし方が解説してあり、非常に面白かったです。
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